かけて美味しい海鮮丼のたれ 九州醤油仕立て
本日は、海鮮丼のたれのご紹介です。
「海鮮丼のたれ」というものをあまり買ったことがなかったので、思わず手にとって連れて帰ってしまった商品です。
春に九州の上側をうろうろしていたとき、熊本県のスーパー「ミカエル」で発見した山内本店の「かけて美味しい海鮮丼のたれ」です。
この山内本店さんは宝暦元年(1751年)に熊本市新町1丁目に梅屋の屋号で出店したことが始まりとされておりますが、この直前に火災でそれ以前の資料が存在しないため、宝暦元年を創業とされているそうです。
熊本のスーパーを何件か回ってみたのですが、いろいろな場所で山内本店さんのずらずらずらっとお醤油が並んで置いてありましたので、地元の皆さんの定番のお醤油なのかと感じました。
さて商品の方に戻りますが、パッケージを見たときに
・天草酸鯛魚醤使用
・九州醤油仕立て
・現代の名工永田富浩伝承
と気になるワードのオンパレード
九州仕立てはなんとなく想像つきますが、下2つは全く想像できません。
ということで、食してみたらわかるはずー!ということもあるとおもいますのでまずはいつもどおり味見からスタートです。
まず封を切って顔を近づけてみると出汁の良い香り。
カツオやいりこが入っているそうなのですが、お醤油と混じったこの最高の香りだけでご飯3杯はいけちゃうやつですね。
口に含むとまずは甘みがしっかりその後に醤油、魚出汁の旨味がやってきます。節からの出しと鯛の魚醤由来の味だと思うのですが、これおいしいやつですよ!写真の色味からも分かる通り、醤油感は少しおとなしい印象ですね。
系統としては、甘めのめんつゆをイメージしてもらうといいかもしれませんがとても魚味がたっぷりです。出汁と魚醤由来の味がやさしめな醤油、甘めの味付けとあいまって全体として穏やかな味わいです。
そんなわけでまずはやっぱり海鮮丼!
ということで海鮮丼にかけると魚本来の味を活かしながら美味しく頂けます。そのまま口に含んだときは、しっかりとした甘みが印象的でしたが、海鮮丼にかけてみるとそこまで甘いと言う印象はなくなりちょうどよい感じですね!ここらへんは印象が変わるのが面白いところです。
刺し身のパックに付いていた海鮮丼のたれのようなものは数回見たことがありましたが、このように市販されている海鮮丼のたれは初めての経験。
うん!おいしい!
やはり専用設計のものは良いですね!ガンダムでいうと、、、(以下略)
現代の名工、、さすがすぎる!
というわけで、ほかのお魚でもリピートしてみました。
サクラマスの刺し身丼でも頂いてみましたがこちらも美味でした。
印象としては、魚の味が強いものもいいのですが、やさしめな繊細なお味のもでも美味しく食べられる印象でどのお刺身でも美味しく食べられそうです。イカやしらすなどでも良いですね。
パッケージの裏には、豆腐、納豆、玉子かけご飯にもよいとの表記がありました。この他にもそうめん、卵豆腐なども良いかもしれませんね。
そんなわけで初の海鮮丼のたれは、名工による魚味たっぷりのおいしいたれだということがわかりました。
ちなみにこの現代の名工永田富浩さんは味噌のスペシャリストとのこと。
同じく山内本店さんの「まぼろしの味噌」という商品で味わうことができるとのこと。こちらもいつか試して見たい一品です。
最後の余談としては、購入したスーパーのミカエルさんの運営はお弁当のヒライさんです。こちらのヒライさんはご当地お惣菜ポテサラちくわ天で有名なお弁当屋さんです。
こちらも本当は甘めのお醤油で食べたかったのですが、残念がら今回はそのまま頂きました。次回リベンジの際には山内本店さんのなにかのお醤油で頂きたいですね!
※写真のサイズはちょびっと160mlパウチです。おいしく頂きました。
かけて美味しい海鮮丼のたれ 九州醤油仕立て |
名 称 : 海鮮丼のたれ |
ブランド : - |
製造者 : 山内本店 |
カテゴリ : しょうゆ加工品 |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : しょうゆ(小麦、大豆を含む、国内醸造)、果糖ぶどう糖液糖、アミノ酸液、砂糖、食塩、かつお削りぶし、いりこ、鯛魚醤/アルコール、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、甘味料(ステビア) |
塩分濃度 : 約10% |
ホームページ : https://www.e-umeya.com/ |
購入場所 : ミカエル 山鹿店 |
作ったもの : 海鮮丼! |