くばら あごだし醤油 卓上醤油
福岡県糟屋郡久山町(かつての久原村)で創業者河邉東介により醤油醸造業が作られたことにはじまる、創業120年を越える歴史を持つ久原本家グループ(久原本家食品)の商品「くばら あごだし醤油 卓上醤油」です。
「茅乃舎だし」と聞くと知っている!という方も多いかと思いますが、その茅乃舎ブランドを有する久原本家グループは前述のとおり醤油蔵から始まりました。現在は各種関連企業に分社されていますが、株式会社久原醤油という会社も存在しており、こちらは自社製品を量販店向け営業する部門という役割を持っているそうです。
久原本家グループは2013年に旧工場を改築して醸造工場を新しく再建し、現在はこちらの工場で醤油などの発酵食品を作り商品に使用しているそうです。
そんなわけで今回は「くばら あごだし醤油 卓上醤油」を試してみました。豊かな甘みと芳醇な出汁味が特徴ということですがどんな味なのでしょうか。
色はわりと鮮やかでそこまで濃いようには見えません。容器は紙パック容器で鎌田醤油のだし醤油のパックと同じような感じの容器ですね。あちらのキャップは白ですが、こちらは黒キャップです。
一口くちに入れると想像以上にまず最初に甘みを感じます。まったりとしたやさしい甘みの中に出汁の味を感じ、その後出汁味と醤油の味わいがじわじわと広がっていきます。醤油の味わいはわりとやさしめで、塩味もそこまで塩辛く感じませんので、甘みも含めて全体的に優しい印象に仕上がっています。
まず、何につかうかと問われたなら野菜につけかけするのが想像に浮かびました。蒸し野菜などにつけても美味しいですね。
シンプルなものをあっさりと食べたい時にいいですね。豚しゃぶにかけたりも良いかもしれません。
このくばら あごだし醤油を使ってニラ醤油を作ったのですがこれがかなり重宝しました。卵かけご飯にそばにも美味しかったです。
生しらすの沖漬けの甘めに仕上がって美味しかったです。
こちらの醤油を使うと上品に料理ができるのもいいところですね。出汁の味もわりと穏やかなので使いやすい調味料です。いろいろな和食につかいたくなる醤油ですね。
購入はスーパーで買いました。たまーに見かけるのですが、どこにもおいてあるというわけではなさそうですのでみつけたら購入してみるのも良いと思います。
※写真のサイズは200ml紙ペットです。おいしく頂きました。
くばら あごだし醤油 卓上醤油 |
名 称 : 醤油加工品 |
ブランド : くばら |
製造者 : 久原本家食品 |
カテゴリ : 醤油加工品 |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : しょうゆ(国内製造)、果糖ブドウ糖液糖、発酵調味料、水あめ、食塩、砂糖、焼きあごだし、うるめいわし節、焼きあご、魚醤(あご)、昆布エキス、酵母エキス、煮干し(あじ)/酒精、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア)、(一部に小麦・大豆を含む) |
塩分濃度 : 約10% |
ホームページ : https://www.kubara.co.jp/ |
購入場所 : スーパーマーケット |
作ったもの : お野菜と和食に |