Golden Mountain Seasoning Sauce
ゴールデンマウンテン シーズニングソース
“ภูเขาทอง” ซ๊อสปรุงรส
本日は、タイの定番の味という「シーズニングソース」の紹介です。
そもそものところ「シーズニングソース」ってなんぞやというお話なのですが、シーズニングソースは主にタイを中心とした東南アジアの食卓で使用されている定番の液体調味料です。味は大豆ベースの醤油に甘みと旨味(核酸)が入ったにしたタイ語では「ソープーカオ」と言うそうです。
ちなみにこちらを製造しているGolden Mountain社さんはNO.1の調味料メーカーさんだそうで、ナンプラーなどの調味料も作られています。
「シーズニングソース」をタイ語に直訳すると「ソース プルン ロット」となるのですが、こちらのメーカーのMountainを指す「ภูเขา(プーカオ)」と「ソース」が合わさり「ソープーカオ」と呼ばれ、シーズニングソース=Golden Mountain社のものというくらい一般的に認知されているそうです。
こちらの商品はたまに行く市場のタイ食材のお店で購入したのですが、同じメーカーのシーズニングソースでも緑のラベルのシーズニングソースがあり、こちらは「ソップカオトーン」と呼ばれ、
- ソープーカオ … かけて使う 卵料理、魚料理
- ソップカオトーン … 炒め、スープで使う
というように使い分けるようですが、塩分の違いなどで多少の差があるそうですが、共用する方も多いようです。
気になる方は違いを確かめてみるのも良いですね!
他のメーカー(マギー、ヘルシーボーイ)でも同様の商品がありますが、大体黄色のラベルのもの、緑のラベルのものと種類が分かれているようですよ。
そんなわけでお味が気になる気になる。
早速開栓してみましょう!
少し顔を近づけると日本の醤油と違う香りがします。初めて出会う少し独特なテースト。なんかくぐもった香りでスモーキーな印象が強いですね。
味見をしてもこの印象は変わりませんでした。
ベースの醤油は大豆とトウモロコシを原料にしているそうですが、口の上で転がしているとどこかモヤシのような風味がするんですよね。不思議!甘みも感じますね。そして少しスモーキー。おもしろい!
濃厚すぎるということもなく薄すぎるということもありませんが、どこかに感じる出汁っぽさと独特の旨みは個性的です。 やはり日本の醤油とは味わいが違いますね。同じ醤油味でも色々あって面白い。これぞ醤油のダイバーシティ。
旨味の部分に添加されているものは、日本で一般的なアミノ酸系ではなく、イノシン酸、グアニル酸の核酸系ナトリウムが入っているそうです。どこかなんとなく感じる出汁っぽさはここらへんからくるのかもしれません。
それではこのシーズニングソースを使っていきましょう。
まずは王道カイダーオ(揚げ目玉焼き)乗せ焼きそばに垂らしていきましょう。
白身のカリカリと黄身のトロッが大正義の目玉焼きとシーズニングソース。
んまぁ!
ベーコンと焼きそばもありますが主役は目玉焼きですね。
日本の醤油をかけて食べるのももちろん美味しいですが、こちらも良いですね!
カオマンガイのソースにも使ってみました。こちらも美味。チリソースと合わせ砂糖を足してもおいしかったですよ。
唐揚げの仕込みにも使ってみました。
ガイヤーンに使うと美味しいよという記事を見たので、唐揚げでも美味しいかなと思いましたが、こちらも間違いはありませんでした。
出汁っぽい部分がより良いお仕事をしてくれているように感じます。
この他にも鳥とピーマン炒め物、なんとなくでトウモロコシが入っているお醤油ならと作ったワカモレ(アジアどこいった)、またもや国を無視したジーロー飯どれも美味しく頂きました。
カリフラワーとミニトマト、パクチーのサラダにドレッシングとして使ってみましたが、こちらも美味でした。
やはりこちらの醤油を使うとどこかエスニック。異国情緒が口の中に現れます。一つ後悔は魚料理にあまり使わなかったことでしょうか。
揚げた魚などにかけて食べるなどは次回試してみたいところです。
まだまだ知らない海外の醤油&調味料いろいろ試してみたいですね。
※写真のサイズは110mlボトルです。おいしく頂きました。
ゴールデンマウンテン シーズニングソース |
名 称 : 液体調味料 |
ブランド : Golden Mountain |
製造者 : Golden Mountain |
カテゴリ : - |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : 醤油(大豆を含む)、砂糖、食塩/調味料(核酸) |
塩分濃度 : - |
ホームページ : - |
購入場所 : 市場のタイ食材店 |
作ったもの : アジアンな料理全般 |