マルツ 新味しょうゆ
本日は瀬戸内岡山県浅口市のお醤油です。
浅口市は、平成の大合併で金光町、鴨方町、寄島町が平成18年3月21日に合併してできた市です。岡山県の南西部に位置し、いくつもの天文に関する施設を擁し、南は瀬戸内海に面する浅口市では、「星と海の郷」をキャッチフレーズにしているようです。(浅口市観光協会)
そんな浅口市の南側、瀬戸内海に面するした寄島町は、この時期に旬を迎える寄島沖の豊富なプランクトンの恵みを受けた牡蠣を名産としています。
この牡蠣が有名な寄島町の漁協から約800mほど山側に移動したところに今回紹介する道広醤油店さんがあります。
昭和5年創業の道広醤油店さんはマルツ醤油の屋号で商品を販売しております。今回はふるさと納税サイトを見ていたときに見つけて納税の返礼品にて頂きました。
返礼品は5本セットで、写真の通りの内容でした。
今回はこの中から「マルツ 新味しょうゆ」の紹介です。
瀬戸内に面した地域のお醤油は、九州ほどでは有りませんが甘さを含んだ味わいのものが多いのですがこちらのお醤油はどうでしょうか?
と考えながらまずは一口味見です。
口に入れると甘みと旨味を感じ、塩味もほどほどに感じます。
やはり瀬戸内海に面するお醤油は甘めの味わいでした。ただ強すぎるといったことはなく、ほどほどでやわらかな優しい甘みは、甘ったるいといった感じではありません。塩分は普通の濃口醤油と比べると少し控えめなイメージですね。
セット内のこの醤油以外のものもやはり甘い味わいのものが多く、おさしみ醤油、たまごはんしょうゆなどはさらに甘い印象でした。それらに比較するとわりと大人しく柔らかい印象の甘みという印象です。
おさしみ醤油も商品としてありますが、こちらのお醤油でお刺身を頂いても美味でした。焼き物にも、煮物にも美味しかったです。この新味はとてもユーティリティ!出来る子とはこのことです。
いろいろ使った中の写真をいくつか。
スルメの天ぷらは、さきイカの天ぷらです。さきイカの天ぷらって美味しいですよね。塩でもいいのですが、甘めの醤油をかけて食べるそれも美味しかったです。
白子のムニエルは、軽く湯通しした白子を水気を取って、小麦粉をまぶし、さっとソテーしました。マルツ新味しょうゆをドバっとかけたのですが、醤油に丸みがあって塩っ辛さが少ないため、味を柔らかくまとめてくれますね。
馬刺しにも使って見ましたがこちらも美味でした。
写真には有りませんが、煮物にもおすすめですよ。
岡山のお醤油はこれで二箇所目ですが、どちらも優しい甘みが印象的ででした、気候風土がそのようにさせるのでしょうか。気になるところです。
他の醤油もどこかで紹介したいと思います。
※写真のサイズは300mlペットです。おいしく頂きました。
マルツ 新味しょうゆ |
名 称 : こいくちしょうゆ(混合醸造) |
ブランド : マルツ |
製造者 : 道広醤油 |
カテゴリ : - |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : 脱脂加工大豆(国内製造)、小麦、食塩、アミノ酸液、糖類(砂糖混合ぶどう糖果糖、水あめ)/調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草、ステビア)、保存料(パラオキシ安息香酸) |
塩分濃度 : - |
ホームページ : https://www.marutusyouyu.com/ |
購入場所 : ふるさと納税サイトにて |
作ったもの : 煮物など料理全般とつけかけ |