伊豆醤油(伊豆とろり醤油)
その名の通り伊豆の醤油「伊豆醤油」の紹介です。
※こちらの商品はリニューアルして「伊豆とろり醤油」の名前に変更されパッケージも変わっております。成分表を見るとやや塩分、炭水化物の含有量がやや変更されていますが、原材料に大きな変化はないようです。
今回はリニューアル前の商品の記憶です。
こちらの商品は、静岡県伊東市に本社を置く「いとう白子」、さんがつくる商品です。白子でピンときた人もいるかもしれませんが、もともとは白子のりの伊東営業所で昭和45年に新会社を設立して独立した会社となりました。
現在では海苔を使った商品や地産のものを使った調味料などを製造している会社です。
いとう白子さんの商品は、伊豆のお土産屋さんやスーパーで見かけることが多くこちらの商品も伊豆エリアのスーパーで購入しました。
首にぶら下がっているタグを見ると、もろみ醤油にかつおダシ、そして糀を合わせたとあり、なかなか他で見ないようなフレーズが並んでいますが、一体どんなお醤油なのでしょうか。
鼻を近づけるとわかる醪の香りが芳しいのですが、口にいれるとやはり醪の味わいがしっかり広がりますね。
そして程よい甘みが特徴的。
確かに甘いのですが甘すぎるということはありません。こんなことを思っていると奥にしっかり出汁味があり、こちらを向いて仲間にして欲しそうにしている感じがします。
そしてもう一つの大きな特徴は粘度です。
かなりしっかりとしたとろみがあるのも珍しいですね!
まるでソースのようなとろみがありました。
というわけで醪がしっかりとしやや甘めの印象ととろみはとても印象的ですが、少し甘めのお味噌のような印象もありなかなか他にはない個性的なタイプですね!
そんなわけで、まずはソースのように使ってみました。
甘めの味わいはフライと相性抜群、醪の旨味も違和感はありません。
刺激的な感じが欲しいなあという感じの場合、香辛料を少し足して揚げても良いかもしれません。
豆板醤とごま油、ネギなどと合わせれば中華でも美味しいです!油淋鶏チャーハンに乗せましたが、こちらのソースは豆腐などに乗せても良いですね!辛味とも仲良し。こちらも仲間に加えても良いでしょう。
鴨肉と夏野菜の素揚げにはそのままかけて使いました。サワークリームを添えましたが、酸味とも相性は良いですね!洋風なものにも良いですよ!
唐揚げの漬け地にも使ってみました。粘度があるので、素材にまとわりつくのは良いですね。揚げるとやはり風味は穏やかになりますが、それはそれで美味でした。
一通り使いましたが、基本的にはつけ、かけが良いですね!
蒸し野菜などにかけて食べるのは良いですね。スープなどに溶かして鍋のつけダレに使うなどもありな気がします。どちらかというと温かい食材に使って食べるのが最良な印象でした。
当初のイメージよりもいろいろなものに使えそうなこちらのお醤油、リニューアルされてどのように変わったかが少し気になるところです。
伊豆の方に行かれた際にはチェックしてみると良いかもしれませんね!
※写真のサイズは150mlボトルです。おいしく頂きました。
伊豆醤油 |
名 称 : 調味料 |
ブランド : - |
製造者 : いとう白子 |
カテゴリ : 醤油加工品 |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : 醤油(国内製造)、醤油もろみ、還元水飴、砂糖、鰹節エキス、米、昆布エキス、米糀/増粘剤(タマリンドガム)、酒精、ph調整剤、VB1、(一部に大豆、小麦、乳成分を含む) |
塩分濃度 : 約9.6% |
ホームページ : https://itoshirako.jp/ |
購入場所 : 伊豆のスーパー |
作ったもの : つけかけ&ソース的に |