湯浅醤油 濃縮 柚子梅つゆ
本日は、つゆのご紹介です。
陽気も夏という感じになってきましたが、こんな時はさっぱりすっきりしたものが食べたくなりますね。
醤油発祥の地紀州湯浅にある湯浅醤油丸新本家(湯浅醤油有限会社)さんのこちらの一本は、食欲減退のこの時期にそんな夏に嬉しい・楽しい・大好きとなる一本となるかもしれません。
紀州湯浅(和歌山県有田郡湯浅町)は、お醤油の発祥の地として名の高いこの地ですが、和歌山県中部西岸に位置し、有田みかんの産地そしてアジや鯖が水揚げされる港町としても知られています。熊野古道紀伊路が街を貫くことから水路・陸路の物流においても古くから発達していた街でした。豊富な海の幸も有名ですが、やはり一番の有名なものはお醤油発祥の地としてかもしれません。
以前この湯浅町ふるさと納税した時に返礼品のマグロについていた濃口醤油も湯浅醤油丸新本家さんのお醤油でした。
そんな湯浅にあるお醤油屋さんが作るさっぱり系のつゆをスーパーで発見したので手にとってみました。気になる一本、どんなものなのでしょうか。
取り急ぎ、原液そのまま味見タイムです。
口にいれるとまず柑橘爽やかなの柚子の味と風味を感じ、その後すぐに梅の風味、鰹の出汁の味と矢継ぎ早にいろいろな味を感じます。
最後の余韻は、優しい甘味と爽やかさそして柔らかな出汁味がゆっくり続きました。
おぉ、、、いろいろなバラエティー豊かな旨味。和歌山由来ゆず果汁と南高梅を漬けた酢が入っており、酸味、甘味、出汁味、醤油味と様々な味わいを感じるお口の中はまるで楽しい遊園地状態です。もとい、アドベンチャーワールド状態ですね。
柑橘と梅の和風出しの味わいは、あまり他にない商品ですね。
さっぱりですが、出汁味もきちんとしていてこれは美味しい!
3倍濃縮つゆということなので、本品1に対して2の水またはお湯で割っていきましょう。どちらかと選ぶなら、個人的には冷たいほうが好みでした。
まずは冷たい麺で頂きます。
ひやむぎ、素麺、うどんの乾麺でいただきました。
これはさっぱりうまいやつですね!程よい酸味が心地良くツルツルエンドレスすすりタイムが続きます。
喉越しの良い麺とさっぱりつゆ、そして爽やかな味わいは夏の麺に最高です。
試してはいないのですが、キンキンに冷やしたこのつゆに冷麺で食べても美味しいような気がしました。
もちろん麺のみならず、野菜でも美味しいですね。
おひたしにかけて使うのも美味しいです。
さっぱり旨つゆはもちろん野菜とも仲良し。
さっと茹で、蒸し野菜などにぱっとかけて頂くだけでお手軽簡単おいしい一品です。
鯛の刺身のあまりが出たので、柚子梅つゆに漬けてお茶漬けにしました。
こちらも温かいお湯でも、冷たいお茶漬けでもよいですね。
この他に魚のタルタルのソースに使っても美味でした。もちろん豚の冷しゃぶなどにかけても美味しいですね。
麺にも、野菜にも、魚にも、肉にどんな食材にもわりと相性バツグンのこちらのつゆは、二刀流ではなく多刀流の活躍をしてくれることでしょう。
さて話は変わりますが、総務省統計局が集計する家計調査年報によりますとここ30年前に比べ「醤油」への支出は約40%の支出減、替わって「つゆ・たれ」(つゆのもと、めんつゆ、おでんのつゆ、おでんのもと、焼き肉のたれ、しゃぶしゃぶのたれ、ぽん酢しょうゆ)は約倍の支出となり、現在では醤油に対し約2倍ほどの支出となっているそうです。
ですので、単純に同じ金額の醤油とたれがある場合、冷蔵庫、「醤油」1本「つゆ・たれ」2本くらいの割合であるイメージですね。
※「つゆ・たれ」は、つゆのもと、めんつゆ、おでんのつゆ、おでんのもと、焼き肉のたれ、しゃぶしゃぶのたれ、ぽん酢しょうゆを対象としています。
この商品のように興味深い簡単おいしいつゆを見つけてしまうと購入してしまいたくなる気持ちもわかりますが、お醤油の消費が少なくなるもの悲しい事実。
作る楽しみと使う楽しみ、どちらも楽しめると良いなぁと思う今日この頃です。
※写真のサイズはスリムな200ml瓶です。おいしく頂きました。
湯浅醤油 濃縮 柚子梅つゆ |
名 称 : 柚子梅つゆ |
ブランド : - |
製造者 : 湯浅醤油有限会社 |
カテゴリ : つゆ |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : しょうゆ(小麦、大豆を含む、国産製造)、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、ゆず果汁、梅酢、かつおだし、本みりん、昆布だし、食塩、かつお節エキス/酒精 |
塩分濃度 : 約10.1% |
ホームページ : https://www.marushinhonke.com/ |
購入場所 : スーパー |
作ったもの : メン&野菜&魚 |