三星食品工業 燻製屋久島あごのだし醤油
本日の一本は「燻製屋久島あごのだし醤油」です。
住みたい田舎ベストランキングの若者世代ランキング1位にもなったことがある愛媛県のやや東に位置する愛媛県西条市。
瀬戸内に面し四国の北側の2つのコブの間、西のコブの付け根にあります。
この愛媛県西条市にある、みつぼし醤油さん(三星食品工業)がつくる一本「燻製屋久島あごのだし醤油」の紹介です。
少し前に使ったので写真は少なめポストですがご容赦ください。
四国の北側の2つのコブの間の湾、すなわち燧灘(ひうちなだ)の中の西側には、伊吹島があります。この伊吹島の沖合で穫れるカタクチイワシは「伊吹いりこ」と呼ばれ良質な出汁が取れることが有名です。その伊吹いりこをベースに鯖節、真昆布、干椎茸の出汁、そして飛魚の漁獲量日本一の屋久島沖合で穫れる「屋久島あご」を燻製して出汁を取ったものを配合した魚出汁たっぷりの「だし醤油」です。
少しお皿にだすと、まるで白醤油、白だしのような色味でかなり 薄い色をしていますね!
まずは、ひとくち味見TIMEです!
口に入るとやはりダイレクトに魚系の旨味が広がります。燻製あごの燻された香ばしさのような風味も感じ、また塩味もほどほどにありますが塩っ辛すぎるということはありません。
まずはじめに感じるしっかり味のだし味の奥にはに甘みも感じるのですが、どちらかというと魚出しの旨味が全面に出てるので甘いなぁと感じることもあまりありません。
とにかく旨味がすごい!
旨味のジェットストリームアタック。出汁味の三連星。
端的にわかりやすく表現すると、うんまいつゆを濃縮した感じですね。
そして口のなかに残る旨味が持続する時間が長く、口の中に余韻が留まりますます。 これは幸せな時間です。醤油という名前ではありますが、ややつゆ寄りの商品だと思います。
やはり、料理に使うほうが用途としては、使いやすいかもしれません。白だしをイメージして汁物や煮物などに使うのが王道スタイルかもしれません。茶碗蒸しなども良いですね!
ということで絶対うまいやつはこちら。
「だし巻きたまご」
やはりこれはしっかり美味しい出汁を感じることができる卵焼きでした。煮炊き系は味に余白があって染み込むものが良いですね!
もちろん醤油として使うのも良いと思います。醤油として使うならシンプルに豆腐などにかけたりするはおいしそうです。
意外なところではこんなものも美味しかったです。
蒸し物点心への使用は意外と美味しかったです。もち米の点心などは出汁の味が移り美味しかったです。
だし醤油にほんの微量のお酢を加えても美味しかったですよ。
柑橘系の果汁などを加えれば、自作の美味しい出汁ポン酢などでも活躍しそうです。
購入したのは有楽町の交通会館の物産館でしたが、こちらのお店は残念ながら閉店してしまいました。ですが関東では割と角上魚類などで置いてあるのを目にします。気になる方は探してみてはいかがでしょうか。
※写真のサイズは360ml瓶です。おいしく頂きました。
燻製屋久島あごのだし醤油 |
名 称 : だし醤油(しょうゆ加工品) |
ブランド : みつぼし醤油 |
製造者 : 三星食品工場 |
カテゴリ : 醤油加工品 |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : しょうゆ(国内製造)、小麦醗酵調味液、本みりん、砂糖、食塩、煮干鰯、燻製あご粉末、鯖節、真昆布、干椎茸、醸造酢/酒精、 (一部に大豆・小麦・さばを含む) |
塩分濃度 : 約10.7% |
ホームページ : https://www.asamurasaki.co.jp/ |
購入場所 : 諸国物産を売っているお店 |
作ったもの : 卵焼きや汁物、その他 |