行者にんにくしょうゆ
今回は信濃の国、長野のお醤油です。
長野は南北に長い県ですが、今回は南信地方の伊那のお醤油屋さん、伊那しょうゆさんのお醤油です。
ぼちぼちこの時期より栽培のものが出てくる行者にんにく。そろそろ春の便りとともに店頭に並ぶ地域もあるかと思います。そんな行者にんにくを使ったお醤油の紹介です。
北海道が主要な産地ですが本州などでも山の方の直売所などに向かうと見かけるときもある行者にんにくですが、こちらのお醤油「行者にんにくしょうゆ」は、信州で採集された行者にんにくとしょうゆブレンドした商品だそうです。
にんにく醤油は割と見かけますが、行者にんにくのお醤油の商品はあまり見かけないので購入してみました。
そんなこんなで、封を切ってみました。
小皿などに出してみると刻んでいる行者にんにくが見えますね!
行者にんにくしょうゆに顔を近づけるとニラのような、にんにくのようなあの良い香りがします。ツーンと強い香りというよりは「ふわーん」と薫るという感じの印象です。
口にいれるとしっかりとした醤油の味と行者にんにくの風味がします。
ベースになっている醤油は濃口のしっかりした醤油で、行者にんにくが前面に出るというより、醤油の旨さがしっかりある中に行者にんにくの風味と薫り旨味がプラスされているという印象を受けました。あと塩っ辛いという印象はありません。
にんにくしょうゆと比較するとこちらの行者にんにく醤油のほうが風味は優しく、さしみなどのあっさりしたの素材のものとも相性も悪くないと思います。
使用する時の注意としては、瓶の底に行者にんにくが下に沈殿しているためよく振ってから使用した方がいいかもしれません。入っている行者にんにくの欠片たちは、シャキシャキとした食感があってこちらもとても良いです。
料理のおすすめとしては、つけかけとしての使用、あとは焼きものに使うのが吉という感じだと思います。
豚肉を焼いてもやはりおいしい。これは間違い無いやつですね。
長野の餃子を食べ比べした時にも使って見ましたが、やはり美味しいです。
豚肉との相性は完璧ですね!
とはいえ肉だけではなく野菜などでも美味しいです。
長野に行ったときには必ず買うものなのですが、あわび茸、白麗茸、雪嶺茸などいくつか名前を持つヒラタケの仲間をこちらの醤油でソテーしてもやっぱり美味しかったです。
購入したのは、蓼科高原~霧ヶ峰~美ヶ原高原をつなぐビーナスラインに店舗のある「たてしな自由農園」さんです。
地元の生産者さんが納入する野菜、地産品などが豊富に並んでいて、2日連続で行った際にはきのこのラインナップが変わっているなど一期一会の出会いの楽しみもある販売所です。
奥の方を見てみるとこちらにも地産の醤油がたくさん。
見たことが無いものが豊富にありました。
たくさん連れて帰りたいところでしたが、我慢我慢。ストックがえらいことになりそうです。
伊那しょうゆさんの醤油もたくさんあり、ここは再訪が必要かもしれません。グーグルマップにしっかり保存しておきました。
長野に行くとスーパーの「ツルヤ」さんに行っていろいろ買うのも楽しいですが、こういう産直のお店回るのも面白いですね。野菜もフルーツも新しい出会いがありますので楽しい時間です。見たことのない醤油を見かけると悶絶するのですが、、、。
今回の「行者にんにくしょうゆ」も素敵な出会いでした。
※写真のサイズは180ml瓶です。おいしく頂きました。
行者にんにくしょうゆ |
名 称 : 醤油加工品 |
ブランド : - |
製造者 : 伊那しょうゆ |
カテゴリ : 醤油加工品 |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : しょうゆ(小麦・大豆を含む、国内製造)、ギョウジャニンニク、発酵調味料、アルコール |
塩分濃度 : 約12.4% |
ホームページ : https://inasyoyu.jimdofree.com/ |
購入場所 : たてしな自由農園 茅野店 |
作ったもの : お肉ときのこ! |