佐藤水産の鮭醤油

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デパートの催事や北海道物産店、羽田空港の第2旅客ターミナルビル2Fに空弁とおにぎりなどを販売している佐藤水産さん。北海道の海産物、特に鮭加工品の販売で有名な会社です。その佐藤水産さんが製造している「佐藤水産の鮭醤油」です。

そう、そんな鮭加工品が得意な佐藤水産さんですが、鮭を加工していたときに出る廃棄する部分を有効活用すべく、発酵学の権威で東京農業大学名誉教授・発酵学者小泉武夫教授がプロデュースしたのが本品「鮭から作った魚醤」です。魚醤というと「しょっつる」や「ナンプラー」を想像する人も多いと思いますが、この「鮭醤油」も同じジャンルの商品となります。

佐藤水産鮭の醤油箱
佐藤水産鮭醤油の箱

しかしながらこの鮭醤油の他の魚醤と決定的に違う点としては、魚の生臭さをあまり感じないという点です。封を開けると鮭の良い香りはありますが、口に含むとあら不思議。臭みはなく鮭の良い旨味が広がります。

これは、発酵の原料として普通の醤油と小麦と大豆の麹を使用しているからだそうです。また、他の魚醤が1〜3年の発酵期間というの対し、この鮭醤油は3ヶ月という短い期間なことも、臭みの少ない理由のようですよ。

個人的に好みだったのは卵かけご飯とチャーハン。チャーハンは、鮭の香りが乗って非常に美味しかったです。またこの醤油は、色味が薄めで淡口醤油のような色をしています。あまり色を濃くせずに鮭の香りをつけたい煮物、またイカの刺身などにつけてもうまうまだと思います。シンプルな冷奴にも合いますよ。

もし魚醤が苦手な方でも是チャレンジして欲しい鮭醤油。鮭好きな人は、マストバイ!です。

ちなみに上に書いたとおり、羽田空港の第2旅客ターミナルビルにある佐藤水産さんの「空弁工房の海鮮グルメおにぎり」の「手まり筋子おにぎり」はめちゃくちゃ美味しいです。更に「ジャンボの手まり筋子」は死ぬほど美味しいのですが、なにより嬉しいのは、朝1で行って商品がなくてもその場で握ってくれることですね。全くの余談です。

※写真のサイズは150mlボトルです。おいしく頂きました。

佐藤水産の鮭醤油
名 称    : 魚醤
ブランド   : -
製造者    : 佐藤水産
カテゴリ   : 魚醤
発酵熟成   : 3ヶ月
仕 込    : -
原 料    : 鮭(北海道産)・麹(小麦・大豆)・食塩・ビタミンB
塩分濃度   : -
ホームページ : https://www.sato-suisan.co.jp/
購入場所   : 千歳空港
作ったもの  : 卵かけご飯・チャーハン