進化系TKG「究極のふわふわこくうまTKG」
醤油と卵にひと手間加えたふわふわでこく旨のTKGを!
数年前から流行っているメレンゲTKGに、さらにちょっとひと手間加えて美味しく美してしてしまおうというレシピです。
ふわとろなメレンゲに、コク旨な黄身が混ざって、口に入れると旨味としょわーと消えていく食感の不思議なTGKです。少し時間に余裕がある時に作りたい至高の卵かけご飯の紹介です。
材料
- 卵… 1個(Lサイズ以上推奨)
- 山芋… 少量(卵の白身より少なめ)
- 醤油… 大さじ1杯(濃口・再仕込み・溜)
- みりん… 小さじ1杯
- 炊きたてごはん… 茶碗1杯分
作り方
- 「卵黄の醤油漬け」を作ります。食べる前8時間〜16時間に卵を割り、黄身を白身を分けます。小さな器に黄身をいれ、みりんと醤油を加えます。
アルコールの苦手な人は、煮切ったみりんか、レンジでアルコールと飛ばしてから使うといいと思います。また甘めの醤油を使う時は、みりんを少なめにするか、場合によっては無くても良いかもしれません。 - 黄身は8時間〜16時間程度漬け込みます。短いと味があまり染み込みません。また漬ける時間が長いと黄身の周りが固くなり過ぎてメレンゲとなじまないのでご注意くださいね。
- 食べる直前になったら、山芋をすりおろします。山芋をすりおろしたら、白身と山芋を撹拌できる器に混ぜ入れます。山芋は白身の半分程度の量が目安です。
- しっかり白身と山芋を撹拌してメレンゲ状態にします。
角が立つ程度が目安です。 - 炊けたご飯の上に撹拌したメレンゲを乗せます。その上に卵黄の醤油漬けを乗せ、余った醤油をメレンゲにかけたら「ふわふわこくうまTKG」の完成です。
食べると口の中で溶けいくメレンゲ、そして塩角の取れた優しい味の醤油と濃厚な黄身の味が口の中で合わさります。またメレンゲは、ほのかに山芋の味がしてこちらもコクがあります。食感、旨味共に最高のTKGでした。
ちなみに今回使用した醤油は、弓削多醤油の「時の鐘しょうゆ」です。
干し芋をしょうゆ麹で糖化させた醤油です。塩分もしっかりあるのですが、甘みのある芋の味が口の中で長く続く不思議な醤油です。
オレンジかかった醤油の色も黄身の色と相まって美しく仕上がりました。
この醤油は、もともと甘みがあったので自身が作った今回はみりんは使用しませんでしたが、通常の濃口醤油、再仕込醤油などを使用する際にはみりんを使用したいと思います。使用する醤油で多少アレンジしてみても良いかと思いますので、是非お試しください。