ヒシク 極あまくちしょうゆ 専醤
鹿児島県の藤安醸造株式会社さんが造る「ヒシク 極あまくちしょうゆ 専醤」です。
鹿児島に行った時に購入した「日本一甘い」と噂の醤油です。
九州の南に行けば行くほど醤油が甘くなると言われます。この「ヒシク 極あまくちしょうゆ 専醤」にもラベルの下のほうに「こいが かごっまん あまかしょい!!」(これが鹿児島の甘い醤油!!)と表記がありますね!、さてさてどのくらい甘い醤油でしょうなのでしょうか。
さてそんなわけで、一口ぺろり。
甘みが口いっぱいにひろがり、ともに旨味が広がる醤油。口あたりは非常に軽く、塩分もしっかりあるけれど、塩味よりも甘さのほうがかなり強く強調されている印象です。長く口の中で最後まで甘みと旨味が口の中に残り続けます。
ほんの少し奥に苦味と酸味のような独特の味を感じますが、おそらくこれは甘味料の影響なのかと思いますね。料理に使用すると、この味はそんなには気にならないです。
確かに甘いのですが、わりと全体の印象が軽いので、死ぬほどあまーいという感じにはなりません。しかしながらこの味は、唯一無二の味だと思います。
さっそく使ってみましたが、まず納豆にかけたらうまーです!鹿児島の味、鳥刺し、鶏のたたきにも絶対良いでしょうね!イカ刺し、タコ刺し、馬刺し、卵かけご飯にもGOODですよ。藤安醸造株式会社さんのHPなどを見ると煮物などに使用する時にみりんなどを少なめで使用するのも良いようです。
藤安醸造株式会社は1870年(明治3年)創業の老舗メーカーですが、この専醤は約20年前に開発されたとのこと。甘口に慣れた鹿児島県民のため、もともとはブレンド専用の商品として開発が進められた商品のようですが、いまではそのまま使う人も多いそうです。
関東圏やあまり甘い醤油に馴染みのない人は、ブレンドして使うのがおすすめです。お家にある濃口醤油とブレンドして好みの味をつくるもの良いかと思います。
藤安醸造株式会社さんは、最近「ヒシク」のブランドの他に、「休左衛門亭」というブランドで新商品を展開しています。洗練されたブランドイメージと和のテイストのデザインでスッキリとした印象です。
先日たまたまネットのニュースで見つけて興味深く読みましたので、URL引用しておきますね。
「水より安く売るな」から生まれた高級調味料 手土産から広がる販路
https://smbiz.asahi.com/article/13777109
老舗の会社は、代替わりが難しいと思いますが、最近はいろいろな方法で宣伝が出来るので、新しいスタイル、面白い発想で、ものづくりも可能な時代になっています。こんな積極的なスタイルはたのしいですよね。
是非今度試してみたいなぁ。
もう一本「ヒシク 極あまくちしょうゆ 専醤」の記事も面白かったので貼っておきます。
なぜ甘い?九州のしょうゆ 好まれる三つの要因
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/679417/
購入したのは、天文館アーケードにある、「かごしま特産品市場」です。
こちらにもいろいろな醤油があって楽しい場所でした。
※写真のサイズはお試しサイズ100mlボトルです。おいしく頂きました。
ヒシク 極あまくちしょうゆ 専醤 |
名 称 : こいくちしょうゆ(混合) |
ブランド : ヒシク |
製造者 : 藤安醸造株式会社 |
カテゴリ : 濃口醤油(甘口) |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : アミノ酸液、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、脱脂加工大豆、小麦、食塩、発酵調味料、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、甘味料(ステビア、サッカリンNa、カンゾウ)、ビタミンB1 |
塩分濃度 : 14.0% |
ホームページ : http://www.hishiku.co.jp/ |
購入場所 : かごしま特産品市場 |
作ったもの : 鳥刺し、納豆、白身魚刺身など |