徳島県漁業協同組合連合会 太刀乃醤
徳島県の徳島県漁業協同組合連合会と地元水産加工会社のマリン大王が、県内で水揚げされる規格外の魚を原材料に、魚醤を開発シリーズ化した中の商品の一つ「太刀乃醤」です。
読みは「たちのしょう」と読みます。
徳島県で取れるタチウオの中で、指3本分より身幅が狭いものは、それまで海外へ輸出するしか利用方法がなかったものをうまく活用し、米麹などを加え3〜4ヵ月の時間をかけ熟成されて作られる魚醤です。
ちなみにこのシリーズ、もう逸品は鱧を使った魚醤「鱧乃醤」です。
ちなみに購入したのは有楽町駅前東京交通会館内のむらからまちから館です。こちらは全国の商工会から集められた、中小企業の地域特産品があつまる物産店となっているのですが、こちらの醤油コーナーにおいてあったので手にとってみました。
色はわりとしっかりとした濃いめの飴色をしています。普通の魚醤よりは赤みが強く淡口醤油よりも色が濃い色をしています。
少しだして口に入れてみると、普通の魚醤よりも魚由来の独特の魚臭さなどは割と控えめなのですが、しっかりと太刀魚由来の旨みはあります。魚醤は塩分が強いイメージが多いのですが、こちらはおそろしく塩っ辛いという感じはありません。イメージとしては淡口醤油に強い魚味が入ったというようなイメージです。
つかうとしたら、やはり汁物は美味しいですね。
あと炒めものにはバッチリです。オフィシャルのおすすめとしては、魚醤に漬けた焼き魚、唐揚げ、炊き込みごはん、刺し身等おすすめされてますが、この醤油とみりん、酒で作っためんつゆなどが好みでした。
魚醤の旨みをしっかり残していながら、それほど癖がないので、わりと利用の幅が広いのがこのお醤油の良いところですね。単純に出汁の代わりとして使っても良い感じですよ。
にしても、マリン大王という名前はわりと興味を引く名前ですね。
業務用の太刀魚の醤油、鱧醤油、出汁ベースも製造していてこちらは20kgタイプもあるようです。
むらからまちから館がある東京交通会館内には、徳島・香川トモニ市場という徳島香川の物産展もあるのですが、こちらにも「太刀乃醤」と「鱧乃醤」は置いてあるようです。交通会館に行かれた際には、チェックしてみてくださいね。
※写真のサイズは100mlボトルです。おいしく頂きました。
太刀乃醤 |
名 称 : 魚醤 |
ブランド : - |
製造者 : マリン大王 |
カテゴリ : 魚醤 |
発酵熟成 : 3ヶ月 |
仕 込 : - |
原 料 : 太刀魚(徳島県産)、食塩、米麹 |
塩分濃度 : - |
ホームページ : https://www.sato-suisan.co.jp/ |
購入場所 : 千歳空港 |
作ったもの : 卵かけご飯・チャーハン |