鵠沼魚醤
江ノ島と言えば、たこせんべい!
と思った人それも正解だと思いますが、
シラス!と思った方、今回は御名答です。
江ノ島に渡る弁天橋のすぐ側には片瀬漁港があり、江ノ島近郊ではこの片瀬漁港で水揚げされた生シラスや釜揚げシラスが食べられるお店がたくさんあり名物にもなっています。この地域の海岸は鵠沼海岸と呼ばれ、江ノ島水族館もあることで観光でも人気のエリアですね。
片瀬漁港ではシラスの他にも成長したカタクチイワシも水揚げされるそうです。大人も子供も一網打尽ですね!謎
今回の「鵠沼魚醤」は、そんな片瀬漁港で水揚げされたカタクチイワシと塩のみを原料として作られた魚醤が「鵠沼魚醤」です。
もともとはイタリア料理のお店を経営するの店主がつくる魚醤が鵠沼地区の地産品おこしプロジェクトの目に止まったことで一般商品化されたというこの魚醤は、水揚げされた日のうちにすぐ鱗を落とし、塩で漬け込み熟成をはじめるというこだわりがあるそうです。
まずは見た目から。色は琥珀色をしています。香りも魚醤の香りがしっかりしますね。
そんなわけで一口味をしてみます。
口に入れるとダイレクトに強い塩味とイワシの旨味が溢れます。魚醤なので、やはる独特のコクのようなものもありますが、臭いなあという印象はそんなにありません。口の中にイワシ由来の魚味が長く持続していきます。途中から塩味を忘れてイワシ味の夢の中に包まれてしまいますね。
まずはドレッシングに使ってみましたが、柑橘と野菜はとても美味しかったです。あとはやはりパスタ。コラトゥーラのパスタはぜひ作って欲しい一品です。
その他にもポキ、アンチョビの代わりにバーニャカウダなどにもしてみました。その他では野菜炒めが美味しかったですね。お塩を使う感覚で魚醤を野菜炒めにつかうのはありだと思います。
ちなみに塩分濃度は25%で、これは低塩とされる醤油のおおよそ2.5倍ほどの塩分ということになりますね。そのため、魚の旨味を付けたい料理にお塩の代わりにするというのは、一つの方法になるかと思います。
購入したのは、湘南T-SITE (蔦屋書店)です。本を見ていたら、知らない間に醤油を持っていたんですよ。もはや夢遊病の域かもしれません。でもそんな素敵な夢なら許してしまいましょう。
じつはあまり通販やWEBでの購入を見かけていませんので購入したいときには現地に行くのが早いかもしれません。江ノ島に遊びに行った時、また周辺に言った際には探してみるのはいかがでしょうか。
※写真のサイズは230ml瓶です。おいしく頂きました。
鵠沼魚醤 |
名 称 : 魚醤 |
ブランド : - |
製造者 : 有限会社NORMA |
カテゴリ : 魚醤 |
発酵熟成 : 1年 |
仕 込 : - |
原 料 : カタクチイワシ、食塩 |
塩分濃度 : - |
ホームページ : https://www.facebook.com/%E9%B5%A0%E6%B2%BC%E9%AD%9A%E9%86%A4-376738699098709/ |
購入場所 : 湘南T-SITE |
作ったもの : パスタ・ドレッシング・バーニャカウダ・野菜炒め |