ヤマブ本醸造特級しょうゆ 卓上醤油
今回のお醤油は埼玉県のお醤油です。
暑い時には山に行って天然氷のかき氷を食べたい。
秩父(長瀞)には阿左美冷蔵という天然氷を使ったかき氷屋さんが有るのです。シロップの手作りのかき氷はこの時期たまりません。
秩父には、このかき氷の他にもわらじカツ丼、味噌豚、ぼたん鍋、みそポテトなどいろいろな名物があるのですが、お土産に限ってみると定番は「おなめ」と呼ばれるもろみ味噌と「武甲ワイン」は有名でわりとどこでも置いてある印象です。
「おなめ」はお箸をなめるほど美味しいということからその名がつけられた秩父地方で昔より食べられている麦こうじと大豆を使用した発酵食品なのですが、新井武平商店さんの「秩父おなめ」は茄子と生姜が入っておりご飯や野菜に乗せて食べるのが定番です。小さな頃から秩父に行った際にはこちらを購入しておりました。
ですが、
やはり秩父に行ったらお醤油を買いましょう。
今回は「秩父おなめ」を製造している新井武平商店さんのお醤油、「ヤマブ本醸造特級しょうゆ」の卓上醤油の紹介です。先述の通りいままで「秩父おなめ」は購入したことは何度もあったのですが、お醤油は購入したことがありませんでした。
なぬ、「秩父おなめ」をつくっているところのお醤油があるではないか!ということで購入。使ってみました。
まずは一口味見です。
口に入れると醤油のうまみと自然の甘み、そしてしっかりした塩味が広がります。旨味と塩分のバランスがよくどちらが突出しているということはありませんが。どちらもしっかりとして安定しているお味です。後味はほどほどで強い印象はありません。
個性的ということはありませんが安心の味ですね。
本醸造っていいですね。
そんなこんなで料理に使ってみました。
まずは山菜の天ぷらのためのおろし醤油に。そして押し寿司に。
おろし醤油にはしっかり醤油が美味しかったです。さっぱり大根おろしにしっかり醤油は春のホロ苦素材とも相性良しです。
押し寿司の他にも刺身にも使ってみましたが、繊細な素材よりも旨味たっぷりしっかり味の魚のほうが美味ですね。
ウニ丼 牛カツ
ウニなど濃厚なのもにもちょびっとかけて食べると良いですね。
牛カツなどにもつけてみました。
なんだかんだで美味しかったのはこんにゃくのきんぴらが美味しかったです。
いろいろ使ってみた結果ではありますが、素朴で美味い調理のほうがアドバンテージがありそうですね。つけかけも良いですが、豚肉にかけて焼く、漬けて焼く、甘辛く煮る、などの調理に使うほうが好みに感じました。
「秩父おなめ」とは素朴であるという点では同じですが、個人的な想像と違いとてもシンプルで力強いお醤油でした。
秩父に行ったらお味噌もいいけどお醤油もいいですよ!
※写真のサイズは100ml注ぎ口付きボトルです。おいしく頂きました。
ヤマブ本醸造特級しょうゆ |
品 名 : こいくちしょうゆ(本醸造) |
ブランド : ヤマブ |
製造者 : 新井武平商店 |
カテゴリ : 濃口醤油 |
発酵熟成 : - |
仕 込 : - |
原 料 : 脱脂加工大豆、小麦、食塩、大豆/アルコール |
塩分濃度 : 約16% |
ホームページ : https://www.chichibu-miso.jp/ |
購入場所 : 西武仲見世ヤマブみそ売店 |
作ったもの : お刺身などいろいろ |