澤井醤油本店まるさわ京懐石さしみ醤油

京都府京都市上京区、京都御苑のそばにある澤井醤油本店さん。その澤井醤油本店さんのお試しサイズボトル京懐石さしみ醤油です。京都嵐山に行った際に、京福嵐山本線嵐山駅前にある嵐山昇龍苑で見つけて購入しました。お漬物西利のお店の端っこに「ちょこん」と置いておりました。

京都まるさわの京懐石さしみ醤油とあったので勝手に「まるさわ」さんという料亭がオリジナルでだしているものかと勝手に勘違いしておりましたが、「まるさわ」という名前は、明治12年創業のお醤油やさんのブランド名だったようですね。

さて原料二倍、熟成期間二倍の再仕込醤油であるこの京懐石さしみ醤油ですが、お味のほうもやはり濃厚で、旨味と香りコクがしっかり主張してきます。口に入れた瞬間からとても濃厚濃密な醤油の旨味が広まり、そこから甘みがふわっと広がっていく存在感の強い醤油です。塩味があまり強くないので余計にしっかりとコクや甘みを感じるのでしょうね。

後味は、醤油のコクと甘みが口の中で残り舌の上で続きます。九州の甘口醤油ほどではないですが、みりんや水飴などが入っているためか、しっかりやわらかな甘さを兼ね備えています。ちなみに写真のボトルでも解るかも知れませんが色はしっかり濃密な黒色に近い色になっています。

しっかり濃厚甘口なこの醤油は、やはりお刺身とよく合います。マグロの赤身やトロなどはもちろん、味がしっかりとした刺身全般に合うと思います。閉店間際のスーパーマーケットで値引きされたいたトロを目ざとく購入し、いろいろな醤油で食べて見ましたが、この醤油との相性は抜群でした。アジ等にもつけて食べていましたが、少し醤油の存在感が強いので、魚によっては、他の醤油のほうがという好みは出るかも知れません。