けっこう漬本舗 日光のたまり醤油

醤油加工品

栃木県日光市にある「けっこう漬本舗」さんの「日光のたまり醤油」です。漬物屋さんが作る醤油ということで興味津々で購入いたしました。

本来「たまり醤油(溜醤油)」は、主原料の大豆に麹を加えて長期熟成を行い、豆味噌を作る過程で出来た汁を濾し取ったものを「たまり醤油(溜醤油)」と呼びます。

本品は「たまり醤油」という名前がついておりますが、この「日光のたまり醤油」は、けっこう漬本舗さんの「たまり漬け」を作る際にらっきょうやきゅうり、大根などを漬ける「漬け原材料」と同じ原料からなる商品のようです。

らっきょう

こがね色に輝く人気商品。甘口に仕上げた味と香り、ワイン蜂蜜のハイカラ仕込みは語り出すと長くなるので、ここでは控えます。

内容量:180g

原材料:らっきょう、漬け原材料[醤油(小麦・大豆を含む)、砂糖、清酒、ワイン、みりん、蜂蜜、異性化糖]/調味料(アミノ酸等)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)

http://kekkozuke.co.jp/product/k_rakkyo
漬け材料とたまり醤油の材料がほぼ同じ内容ですね。

写真では結構濃い色をしていますが、皿に出すと結構薄めの色をしています。お味の方はというと、口に入れた瞬間から「あまーーーーい」と言ってしまうほど甘めの味付けです。みりんと清酒、ワイン入り。ワイン入りは珍しい。

甘さの印象としては、九州甘口醤油のなかの「甘め」の部類に近い味わいです。違う点としては九州甘口醤油は、口に入るとしっかり甘みが広がって、そのままずっとうまみ甘みが持続していくイメージですが、この日光たまり醤油は、ワインや清酒などを使用しているためか、印象が少しやさしめでとてもフルーティ。甘みも徐々に優しく消えていく印象です。

この醤油をなにかつけて使うと、そこまで強く主張はせず材料に甘みとうまみを加えてくれる存在となる補助的な仕事をしてくれる一本です。
なかなか美味しかったのは、餃子のたれに使用した時です。具にしっかり味がついてる餃子の場合、この醤油にこしょう、少量のラー油を垂らして食べると非常に美味です。

卵かけご飯にも使用してみたのですが、卵の甘みが増してうまく感じますが、もう少し塩味が欲しいと思ってしまいました。そんな時は、他の濃口醤油と少量混ぜて使ってみると良いかと思います。
ちなみにですが、柴沼醤油の「紫峰」と混ぜて卵かけご飯に使用したら恐ろしくおいしかったです。

醤油に付いていたおすすめの使用方法

上の画像は醤油についていたタグに書いてあった、おすすめの使用方法です。

チャーハンにも使用してみましたが、これもなかなか美味でした。
漬物はやらなかったのですが、野菜(根菜)にかけて食べてみましたが、これもやはり相性は良し。おすすめです。納豆も○。

かなり甘めなので、それを認識せずに使用すると少しびっくりしてしまうかもしれませんが、フルーティーでなかな面白い一品でした。

「けっこう漬本舗」さんの漬物は食べたことはないのですが、是非機会があればこちらもぜひ食べてみたいですね。

この醤油を見つけたのは、宇都宮駅ビルPASEO内の2F、GRANDMARCHE内にある宇都宮土産屋さん「宇都宮みやげん」で見つけました。

隣の「来らっせ」に冷凍餃子を買いに行ったついでに発見したものです。ここで売ってる「キング餃子 彩花」の餃子が好きなんですよね。八角が少しきいてて美味。八角が苦手な人はごめんなさい。

※写真のサイズは240mlサイズ瓶です。おいしく頂きました。

けっこう漬本舗 日光のたまり醤油
名 称    : たまり醤油
ブランド   : -
製造者    : けっこう漬本舗
カテゴリ   : 醤油加工品
発酵熟成   : -
仕 込    : -
原 料    : 醤油、砂糖、清酒、ワイン、みりん、異性化糖、調味料(アミノ酸等)、酸味料、酸化防止剤
塩分濃度   : -
ホームページ : http://kekkozuke.co.jp/
購入場所   : 宇都宮みやげん
作ったもの  : 餃子のたれ、卵かけご飯、根菜に、チャーハンなど