クラシゲ知床こんぶ醤油

北海道は網走にある倉繁醸造さんの「知床こんぶ醤油」です。
網走といえば網走監獄。ゴールデンカムイでウイルクと不死身の杉本が打たれたその場所から、南に約7キロ、車で10分ほど移動したところに倉繁醸造はあります。

倉繁醸造さんのホームページによると、この「知床こんぶ醤油」は、『木桶を使用して２年以上発酵・熟成させた昔ながらの本醸造醤油に、羅臼昆布のだしとエキスを使用した、まろやかで風味豊かな醤油で、刺身、鍋物に最適です。』とのこと。

実食してみますと、しっかりとした醤油を感じながらも昆布の旨味、まろみも感じます。昆布の味が全面に出てくる感じではなく、醤油と昆布が非常にバランス良く混ざり合っていると感じます。
比較として、「トモエ日高昆布しょうゆ塩分カット」と比べると、本品のほうがしっかりとした醤油の味を感じ、その奥に昆布の旨味を感じます。トモエのものは、つけて使うよりも調味料的な使用がよいと感じましたが、こちらは、つけてよし、料理として使ってよしという感じですね。

美味しかったのは、さぬきうどんにそのまま掛けて食べる「醤油かけうどん」や「釜玉うどん」。
あとは麺つゆとしての使用としてもGOODです。
その他だと納豆に入れて良し、卵焼きにも合いますよ。あとはホタテやイカなどのシンプルな味のお刺身にも！昆布出汁は非常にいろいろなものと相性が良いので、あまり素材を選ばず使用できるのが良いところですね。